半導体語録


写真、図はホームページ(HP)などで一般公開されているものを引用致しました。



ナノ領域の挑戦


我々を苦しめている新型コロナウイルス、オミクロン株はどの程度の大きさか。様々な電子顕微鏡の写真がネット上で公開されているが、それによれば概ね50nm前後。この分野では細菌はミクロ(100万分の 1m)、ウイルスはナノの世界(10 億分の 1m)と言われている。先端半導体では、まさしくナノ領域での挑戦が続けられている(SRL Monthly Report 2022年12月号:先端微細加工技術をめぐる世界的な開発競争から

写真は国立感染症研究所で分離に成功したSARS-CoV-2 B.1.1.529(オミクロン)系統の電子顕微鏡写真(2021年12月17日)



バス並みで重さ180トン


「同社は、大きさがバス並みで重さ180トンの極めて複雑なデバイスを製造しており。これまで試みられたことのない一風変わった方法で極端紫外線を用いる」ウォール・ストリート・ジャーナル日本語版"半導体の高速化、裏で支える知らぜらる企業"(2023年9月25日付け)、オランダの半導体製造装置大手ASMLホールディングスの装置の説明

写真はASMLの「TWINSCAN NXE:3600D」 5-3nmロジック・ノードあるいは先端DRAMノードに対応