日本の半導体産業の現状と今後を戦略的に分析・予測したレポート発行のご案内

 日本の半導体産業は大きな転換点にあります。大手半導体メーカーの再編は成功するか。成功するには何が求められているか。再編は当事者の大手のみにとどまらずその他の半導体メーカー、製造装置、材料それから販売商社にも大きな変化をもたらすとみられます。レポートは、再編に至る経緯から選択、それがおよぼす影響まで海外事例も含めて総合的に分析、今後を展望しております。主な内容は以下の通りです。


1.大手5社の事業再編・再構築
  日立の事業再編 − 1999−2003
  日立の半導体事業と事業再編
  三菱電機の事業再編 −1998−2003
  三菱電機の半導体事業と事業再編
  NECの事業再編 − 1999−2003
  NECの半導体事業と事業再編
  東芝の事業再編 ― 1996−2003
  東芝の半導体事業と事業再編

  富士通の事業再編 ― 1998−2003

  富士通の半導体事業と事業再編

半導体事業での事情と選択
  日立製作所の事情
  日立製作所の選択
  三菱電機の事情
  三菱電機の選択
  NECの事情
  NECの選択
  東芝の事情
  東芝の選択
  富士通の事情
  富士通の選択
新体制の課題と挑戦
  日立−三菱合弁
  NEC
  東芝と富士通
4.再編は成功するか、歴史的教訓
  エルピーダ・メモリでの教訓
  アジア経済危機と韓国の半導体産業
  欧州の業界の復活
  分離と統合を繰り返す米国産業
5.業界再編と関連分野への影響
  その他の半導体メーカー
  製造装置
  材料
  販売商社
6.日本の半導体産業、復活への戦略的分析
  混迷深める復興論議
  経営上での課題
  何が経営で求められているか
  製品戦略での課題
  集中と選択/製品戦略
  設備、研究開発投資での課題と対処策
  市場開拓での課題
  顧客志向とグローバル志向
  半導体産業の構造変化と事業再編
  産官学の連携
  復興から発展への条件
  再編の行方


お願い:ここに紹介した内容は基本構成で、発行時に一部変更される場合があります。


大手5社の事業再編

大手の間で事業再編・再構築が本格化したのは90年代の後半です。ここでは全体編と半導体事業編に分けて、それぞれ重点戦略、景況による変化、成長シナリオなど時系列で分析。全体事業の方向、その中での半導体事業の役割や位置付けの変化を解説しております。


半導体事業での事情と選択

全体の流れの一方で半導体事業での各社の特有の事情、それを踏まえての選択が今回の再編をもたらしました。これら一連の動きや選択を解説しております。


新体制の課題と挑戦

今回の再編では、事業の統合、分離・独立、それから東芝、富士通のようにそれとは一線を印すと会社別に違いがあります。それぞれの課題、挑戦を解説しております。

 


再編は成功するか、歴史的教訓

再編は今に始まったのではなく、98年不況から具体化、その象徴的な動きはエルピーダです。ここではエルピーダのほか、再編で先行した韓国、欧州、米国でのそれぞれの動きを解説しております。

 


業界再編と関連分野への影響

再編は当事者のみにとどまらず関連分野の全てに様々な影響を与えます。その他半導体メーカー、材料、製造装置、販売商社など分野別に影響や今後の展望をまとめています。

 


日本の半導体産業、復活への戦略的分析

再編は成功するか、何が求められているか、いろいろな見方がありますが、ここではそれらの要因を整理し、かつ多角的に分析、今後を展望。再編がもたらすであろう将来の日本の半導体産業の姿をまとめています。

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