半導体株式公開企業101社、2008年度業績集計

○定義と内容

ここで紹介する内容は半導体総合研究所が毎月発行している「半導体総合研究所 月報」09年7月号に掲載した集計結果である。内容の解説、分析、10年3月期予想などは本誌に掲載している。

○半導体対象会社について
SRLでは89年から継続的に企業業績を集計、分析しているが、ここで対象とする企業は売上の主体が半導体(材料、製造装置、製品、販売)の企業としている。この定義では、原則として半導体関連の売上が全体の5割以上としているが、年毎に変化し、なかには5割以下の企業も集計に含まれるが、比較対比上から入っている例もある。これ以外にも対象となりそうな会社は、少なくないとみられるが、柔軟に対応する予定。

○集計の対象企業
今回は、以下の変更があった。
製造装置:エス・イー・エス、プロデュース(ジャスダック、05年12月上場)が上場廃止となり、集計から外れた。新たに液晶・半導体製造装置のタカトリ(大証)を加えた。この結果、従来の43社が42社となった。なお、タカトリはウインテスト(マザーズ)の主要株主(43.7%を保有)で、連携を図っている。

半導体製品:シスウェーブ(ジャスダック、07年3月上場)、それと従来はその他で集計していたUMCジャパンの2社が加わり昨年の 17社から19社となった。

半導体商社:新たに菱電商事、都築電産が加わり昨年の26社から28社になった。都築電産は、富士通の代表的な半導体商社である。

昨年は、その他で集計したカシオマイクロニクスは上場廃止、ジェネシス・テクノロジーは倒産で2社が対象から外れた。シスウェーブとUMCジャパンは、半導体製品で集計している。

○決算時期について
101社中の30社は3月期でなく異なった決算月を採用している。集計上は、2008年度は08年6月から09年5月の間に集計された決算数字を採用している。従って5月決算の3社(三益半導体工業、レイテックス、佐鳥電機)の業績は見込み数字である。

○連結と単独決算
00年3月から連結決算が主、単体決算が従と転換された。連結数字がない場合は単体数字を連結数字として計算している。

○時価総額について
ここで掲載した時価総額は、06年度までが企業の期末総発行済株式数に対する年間の平均株価を乗じて計算した。07年度から3月の平均株価を対象にしている。

一覧表を公開
本誌の表は誌面の制約から全体を掲載していない。全体の表はSRLのホームページに掲載している(各リンク先参考)。


編集担当注:本誌発行人の大竹修は本誌掲載企業の富士エレクトロニクスの社外監査役を務めている。